利水用 堤高(m) 47.2 堤頂長(m) 142 堤体積 (千立方m) 311 総貯水容量(千立方m) 780
『ロックフィルダムのオーラ』
岩石や土砂を積み上げて造られる「ロックフィルダム」は、四国では高知県と愛媛県の6基のみである。その中で、高知の『魚梁瀬ダム』と『稲村ダム』に次ぐナンバースリーが『銚子ダム』である。ロックフィルダムは山深い山中に造られるのが常だが、地図上では松山市や伊予市の人口密集地よりさほど離れていないこのダムとて例外ではない。松山市から高知市へと向かう主要幹線国道33号線を、陶器の町『砥部(とべ)町』の分岐点で大洲方面に向かう国道379号線へとハンドルを切り、山間部に入って標高を稼いだところから林道をさらに分け入って10分ほどで、やっと到着である。
ダムに隣接して「人の少ない落ち着けるキャンプ地」として通の間で有名な『銚子ダム公園』がある。湖畔はバス釣りの絶好の場。また季節には知る人ぞ知る桜の名所。管理棟以外には民家やレジャー施設もなく、ほんとうに「閑静」という言葉がよく似合うダムである。これだけの閑静さに恵まれながら市街地からそう遠くない水辺としては四国でも屈指の場所であろう。訪れる人を自然の荘厳さと対峙させるこういったオーラはロックフィルダム特有のものかもわからない。
近くのスポット 『四国酒蔵88箇所59番 初雪盃』 http://sake88.info/index.cgi?Sshop=59 『四国酒蔵88箇所60番 かち鶴酒造』 http://sake88.info/index.cgi?Sshop=60
判子のありか 「ひとこと欄」参照
ダム便覧 http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2269
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「ちり一つ落ちていないよく整備されたダムサイト」
ちり一つ落ちていないよく整備されたダムサイト
「ロックフィルダム特有の下流面 この堤体を築く際に用いられた岩石は、下流方面の砥部(とべ)町で生産される陶器「砥部焼」の原料となる岩であるらしい」
ロックフィルダム特有の下流面 この堤体を築く際に用いられた岩石は、下流方面の砥部(とべ)町で生産される陶器「砥部焼」の原料となる岩であるらしい
「静かなダム湖から堤体をのぞむ」
静かなダム湖から堤体をのぞむ
「陶器の町(砥部焼き)砥部町にちなんだ『陶街道53次』の35番でもある。おそらく難所のひとつであろう。」
陶器の町(砥部焼き)砥部町にちなんだ『陶街道53次』の35番でもある。おそらく難所のひとつであろう。
「国道379号線を砥部に下ると道沿いにある『砥部衝上活断層』。四国を横断する中央構造線が砥部川に露出した逆断層を見ることができる水辺の公園である。」
国道379号線を砥部に下ると道沿いにある『砥部衝上活断層』。四国を横断する中央構造線が砥部川に露出した逆断層を見ることができる水辺の公園である。
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