発電用 堤高(m) 18.5 堤頂長(m) 63.5 堤体積 (千立方m) 6 総貯水容量(千立方m) 79
『遠慮するように佇むダム』
高知県本山町と愛媛県四国中央市の県境に端を発し吉野川に合流する『汗見川』は、一部の渓流愛好家の間では「四国一」とも称される隠れた清流である。四国随一の100メートル超えの高さを誇る『早明浦ダム』の下流直下から県道を白髪山(しらがやま)方面の支流沿いに10分ほど遡ると、堤高18メートルで申し訳なさそうに現れるのが、この『汗見ダム』である。
汗見川自体が延長10キロ強の小さな渓流であるので、ダムも山村の中に隠れるように造られている。ひょっと目をはなすとうっかり通り過ぎてしまうほどのミニサイズであり、四国のへその部分の大ダムエリアの中で、北隣の『富郷(とみさと)ダム』、西隣の『早明浦ダム』、南の『穴内川ダム』という横綱、大関級に囲まれた「付け人」という風であり、なんとなくほほえましい。
さらに上流に遡ると白髪山登山道の入り口を経て奥白髪から1キロ弱の明かりのない白髪トンネルを分水嶺として伊予三島の金砂湖(きんさこ)に出ることができる昔の小街道である。いかにも四国の片田舎の風景であり、おそらくは何十年立とうともこの景色のままで、こじんまりと佇んでいるであろうダムである。
判子のありか 「ひとこと欄」参照
ダム便覧 http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=3618
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「脇道の林道からダムを望む。一見、砂防ダムと見間違う。」
脇道の林道からダムを望む。一見、砂防ダムと見間違う。
「県道からだと小さいながらも発電ダムだとわかる」
県道からだと小さいながらも発電ダムだとわかる
「ダム上流より。ダム湖ではなく川の淵である。」
ダム上流より。ダム湖ではなく川の淵である。
「上流2キロ県道脇にある『白髪の滝』の展望所入り口。(画像をクリックすると拡大します) 入り口もわかりにくいが、それ以上に滝自体も木が茂っている夏場は展望所からもどこにあるのか見えづらい。大多数の皆さんは熱心に下の渓流を探すのだが、一応、滝なので実は上を見たほうが良い・・・というのは行ってみた人だけがわかるギャグ。(笑)」
上流2キロ県道脇にある『白髪の滝』の展望所入り口。(画像をクリックすると拡大します) 入り口もわかりにくいが、それ以上に滝自体も木が茂っている夏場は展望所からもどこにあるのか見えづらい。大多数の皆さんは熱心に下の渓流を探すのだが、一応、滝なので実は上を見たほうが良い・・・というのは行ってみた人だけがわかるギャグ。(笑)
「吉野川を下り国道32号線に出た大豊の町にある、人呼んで「レストランすかいらーく」。正式名称『ひばり食堂』。名物はカツどんであるが、普通の人はカツどん(ミニ)でも大丈夫。カツどん(並み)で通常の大を凌ぐ量。カツどん(大)ともなると頑張って食べても一向に減らない(涙)。しかもおそるべきはそのお値段。(大)にして800円。お客に(大)を食べろと挑戦しているかのようである。しかも残したら明らかにおばちゃんの機嫌を損ねる。すでに聖地である。(笑)」
吉野川を下り国道32号線に出た大豊の町にある、人呼んで「レストランすかいらーく」。正式名称『ひばり食堂』。名物はカツどんであるが、普通の人はカツどん(ミニ)でも大丈夫。カツどん(並み)で通常の大を凌ぐ量。カツどん(大)ともなると頑張って食べても一向に減らない(涙)。しかもおそるべきはそのお値段。(大)にして800円。お客に(大)を食べろと挑戦しているかのようである。しかも残したら明らかにおばちゃんの機嫌を損ねる。すでに聖地である。(笑)
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