発電用 堤高(m) 22.8 堤頂長(m) 57 堤体積 (千立方m) 10 総貯水容量(千立方m) 887
『振り向かないで』
魚梁瀬を含む「馬路村」は確かに土佐の最後の秘境である。だがその西隣の「安芸市」のほうが地図上はもっと奥深い。この伊尾木川も馬路村の奈半利川や安田川よりも奥地から流れ出る。ただし大きな違いは、「どん詰まり」ではなく曲がりなりにも先に続く「道」があるということ。細々ではあるが駒背越隧道を越える『千本谷林道』を通ると徳島県の那賀町木頭に出ることができる。だが一方で、馬路村のように観光スポットやそこにいたる道路が整備されていないだけ 道のりはやっかいかもわからない。この『伊尾木川ダム』も海岸からの時間距離では馬路村以上である。しかもダムまでの一時間強の間は、ほんとに見事に「なんにもない。」(笑)
そんなところにあるこのダムは、下流からは非常に見えにくいダムである。草木の生い茂る真夏に訪れた私が悪いのであろうが。伊尾木川をはるばる遡って至近距離に近づいても正面からはほんとに見えない。しかしダムサイトは整備され、さらに上流に続く伊尾木川はまったく手付かずの清流である。この後この川は林道とともに千尋の山々を縫って遡り奥物部の分水嶺へと消えていく。その流れを貯める湖面は美しい。いわば「バックシャン」・・・いや死語かこれは、そうだな「後姿の素敵なあなた」のダムである。(これも死語か? 笑)
近くのスポット 『四国温泉88箇所27番 こまどり温泉』 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=40
判子の場所 「ひとこと欄」参照
ダム便覧 http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2308
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「最下流の安芸市内では「筏下りレース」が・・・。」
最下流の安芸市内では「筏下りレース」が・・・。
「見えそで見えないもどかしい正面。」
見えそで見えないもどかしい正面。
「放流中であった」
放流中であった
「上流側からは美しい自然の中のダムである」
上流側からは美しい自然の中のダムである
「ここから上流の伊尾木川はほとんど人を寄せつけない。第一、誰も上には用事がない。(笑)」
ここから上流の伊尾木川はほとんど人を寄せつけない。第一、誰も上には用事がない。(笑)
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