目的 利水
堤高(m) 不明 堤頂長(m) 不明 堤体積 (千立方m) 不明 総貯水容量(千立方m) 不明
『吉野川=暴れ川との戦い』
「第十」というのは堰のナンバリングではなく、ここの地名である。 可動堰にリニューアルするかどうかで地方におけるこじれた政治問題となっている。そのおかげで吉野川に関係する歴史的史跡では群を抜いて全国的に有名な構築物。ただし、このサイトとしてはその是非には触れない。今あるものをあるがままに見るだけである。
江戸時代のものだけあって非常に古風な堰である。旧吉野川から新しい吉野川へと流れを変えた治水の際に両方へ水を配するために重要な役割を担っているらしい。これは当時としては徳島藩最大の治水事業であったようだ。昔からの「暴れ川」である吉野川に対しての地域の努力の結晶だとも言える。平野面積の少ない四国にとっての「治水」は国を治める上でも非常に重要だったのであろう。「堰堤」に思いをはせるときにも忘れてはならない視点のひとつである。この堰より数分上流に現在の行政により『河川防災ステーション』が設けられているのもたまたまではないのであろう。
そんな古人の血と汗も現代の政治的問題もよそにして、「第十堰」は今日も変わらず水辺の景色と自然を見る者に提供している。
近くのスポット 『四国酒蔵88箇所9番 鳴門金時』 http://sake88.info/index.cgi?Sshop=12
判子のありか 「ひとこと欄」参照
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「吉野川北岸堤防の道路より 道路は交通量が多いので川岸に降りたところで駐車する。」
吉野川北岸堤防の道路より 道路は交通量が多いので川岸に降りたところで駐車する。
「徒歩数分で堰に 南側からも同様である。」
徒歩数分で堰に 南側からも同様である。
「南岸を上流に車で数分のところにある『石井河川防災ステーション 三郎広場』」
南岸を上流に車で数分のところにある『石井河川防災ステーション 三郎広場』
「中は吉野川の自然文化についての展示館兼無料休憩所である。左下の足は昼寝中のおじさんのもの。利用者側か管理者側かわからないが。(笑)」
中は吉野川の自然文化についての展示館兼無料休憩所である。左下の足は昼寝中のおじさんのもの。利用者側か管理者側かわからないが。(笑)
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