発電用 堤高(m) 62.5 堤頂長(m) 151.8 堤体積 (千立方m) 40 総貯水容量(千立方m) 16750
『恥じらいの男前ダム』
「那賀川3ダム」の一番奥で高知県と徳島県の分水嶺より30分。幹線国道沿いにありながらシャイに隠れているのが、この『小見野々ダム』。四国で3つしかない希少なアーチ式ダムであり、なおかつその中で最大の大きさでありながら、国道を通行する人はおそらく誰も気がつかない。かくいう私も何十辺もこのあたりを走っているが、まさか国道脇にこんなに見事なアーチダムがあろうとはついぞ知らなかった。
写真で説明しているように正面は遠方からしか望めない。ダムの堤を近くで見るには管理事務所の敷地内からでないと不可能である。が、そこはさすが四国電力さん。事務所ゲート横のインターホンを押すと、職員の方が中まで招き入れてくれ丁寧に説明して頂いた。別に取材目的でなくとも気軽に立ち寄れば、(忙しくなければ)見せて頂けるそうだ。帰りにはパンフレットまで頂ける。もちろん集団なら電話予約をしてもらえればきちんと説明案内までしますとのこと。規模も大きいアーチダムであり、自然エネルギーが見直されている中で発電量は下流の阿南市全戸分ということでもある。林間学校の見学、学校の遠足コースに入れても良いかも。四国は適度に狭いおかげで山奥のこういった発電ダムに気軽に行くことができる。子供さんの勉強のためにも利点である。
話はかわって遊び人のМさん情報では、このダムの周辺ではチンダル現象(俗に言う木漏れ日)が起こるとのことである。PCのデスクトップの壁紙やカレンダーの風景写真のあれである。町に住んでいる人が実際にその風景に出会うことは、まずないでしょう。男前のダムではロマンチック、メルヘンチックに男前が映えますなぁ。そう、そこの男前のあなた、そこの美人の奥さん、あなた、そうあなたですよぉ、行ってみたいと思いませんか?(笑)
近くのスポット 『四国温泉88箇所第28番 べふ峡温泉』 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=31
判子の場所 「ひとこと欄」参照
ダム便覧 http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2129
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「国道195号線の『小見野々トンネル』を高知県側にでたところで川沿いに入るとダムの説明看板かある。ボタンを押すと3分間ほど丁寧な説明が流れるが、癒しのBGMがなかなかグッドである。」
国道195号線の『小見野々トンネル』を高知県側にでたところで川沿いに入るとダムの説明看板かある。ボタンを押すと3分間ほど丁寧な説明が流れるが、癒しのBGMがなかなかグッドである。
「ダム管理事務所 インターホンを押すと出来る限りの対応をして頂ける。」
ダム管理事務所 インターホンを押すと出来る限りの対応をして頂ける。
「四国一のアースダム。曲線がグラマラス?」
四国一のアースダム。曲線がグラマラス?
「正面を望むには国道をトンネルの東から林道に分け入る。この日は台風による土砂崩れで道が封鎖されていた。」
正面を望むには国道をトンネルの東から林道に分け入る。この日は台風による土砂崩れで道が封鎖されていた。
「仕方がないので困ったときの神頼み ダム仙人様に正面写真をもらう。縦長のアーチダムである。」
仕方がないので困ったときの神頼み ダム仙人様に正面写真をもらう。縦長のアーチダムである。
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